伝統工芸に挑戦!〜薩摩錫器製作〜

霧島の魅力

こんにちは!霧島YEGです。

突然ですが、伝統工芸品ってどのようなものかご存知ですか?
伝統工芸は、
・熟練した技が必要
・手作業である
・日常生活で使われている
・代々長い歴史がある
という特徴があり、
長年に亘り受け継がれている技術や技
が用いられた美術や工芸のことを言います。

そしてこの伝統工芸を用いて作られる工芸品が、
伝統工芸品といいます!

ここ鹿児島県にも多くの伝統工芸品があります。
国が指定している伝統工芸品は、
・本場大島紬
・川辺仏壇
・薩摩焼
の3つです。

この他にも、鹿児島県が指定している伝統工芸品もあり、
有名な所だと、薩摩切子や、薩摩琵琶
初午祭の時に見かける初鼓(ぽんぱち)や、鯛車も伝統工芸品として作られています。

その鹿児島県に指定されている伝統工芸品の中から今回は、
薩摩錫器(さつますずき)
の制作体験に行ってきました!!

薩摩錫器工芸館さんへ!


薩摩錫器工芸館 鹿児島県霧島市国分中央4-18-2
TEL:0995-45-0177/FAX:0995-45-3243
営業時間:月~土 8:00~17:30/日 9:00~17:00

薩摩錫器工芸館は、有限会社岩切美巧堂さんが手掛ける工芸館で、
ショールーム薩摩・ギャラリー霧島・アトリエ桜島
の3つのゾーンを設け、
常時500点の作品を展示・販売しています!

今回挑戦する、金丸さんとありささん

岩切美巧堂さんは、なんと1916年(大正5年)創業!!
105年もの歴史のある所に、今回はこちらの二人がお邪魔しました!

まずはショールームへ


まずはショールームで様々な錫器を見学します。
とてもキレイで、様々な形のものが飾られています。

岩切美巧堂の岩切さんに案内をしていただきました!
(岩切さんは、霧島YEGのOBでもあります!)

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ありささん

これめっちゃかわいい!!

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岩切さん

どうぞ持ってみてください。

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金丸さん

え!?持って良いんですか??

金丸さんが錫器のコップを手にとった瞬間…

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岩切さん

はい!お買い上げ〜!!

と、こんな風に押し売りはされないのでご安心ください!笑

漆塗りの錫器

錫器は本来、シルバー系の色味ですが、
そこに漆を塗ることで着色しているそうです。
金属に着色するのは、漆でしかできないそう!

最高の茶筒!!


この茶筒も錫でできています。
こちらはぜひ動画を見ていただきたいのですが、
蓋が勝手に降りていきます!!

蓋を取るときに少し圧力を感じるほど、
精密につくられていて、
お茶や紅茶、コーヒーなどをいれるのには最強と言われているそう。
その精密さから、中に湿気が入らずに保管ができるみたいです。

いよいよ錫器制作体験!


錫皿の材料や、トンカチなど、
様々なものが用意されていました!

まずは真ん中にある錫の板。
これに文字を刻印していきます。

2人共真剣に作業を進めます。
ありささんの作っているのを見た金丸さん。

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金丸さん

刻印の圧力が全部一緒くらいでキレイ!

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ありささん

えーそんなことないよー!

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金丸さん

俺バラバラだもん。
薄いのと濃いのとあるからさぁ…
やっぱ女子が上手い!

職人さんといえば、男性のイメージが強いですが、
女性の職人さんも3名ほどいらっしゃるそう。
文字や絵など、女性の方が繊細に作業されそうですね。

お皿を曲げる作業へ。

錫の板を土台に乗せて、しっかりと押さえながら、
端をハンマーで叩いていきます。

錫の板はとても柔らかく、簡単に曲がっていきます!

女性の力でも、簡単に形を作ることができました!

この後の磨く仕上げは、職人さんにしていただくとのことで、
その間は、錫器制作の工程や歴史などのビデオを鑑賞します。
気になる方は、ぜひ体験に行ってみてください!
※事前予約が必要ですので、詳しくは薩摩錫器工芸館のホームページをご覧ください。

ついに完成!

体験を始めてから約1時間ほどで完成!
職人さんの磨きが入ると、表面が光り輝いています

錫器は、普通の水洗いでも錆びたりしないそう。
食器として使っても、
アクセサリーなどを乗せる入れ物として使っても良いそうです!

岩切美巧堂の皆さん、ありがとうございました!

さっそく使ってみよう

食器としても使えるということでしたので、さっそく使ってみよう!
ということで訪れたのがこちら。


みやま本舗 国分店 霧島市国分中央3丁目14−9
TEL: 0995-46-2228
営業時間 :(昼) 11:30-15:00(LO14:30) (夜)17:15-23:30(LO23:00)

厳選された上質な鶏肉の、
刺身や焼き物がいただけるお店です。
鳥刺しのタレは、創業から代々伝わる自家製ダレで、
さっぱりとした味わいから、鶏本来の味・食感が楽しめます!

コロナウイルス感染症対策のため、
検温と、手指の消毒があります。
しっかりと対策がされており、安心して食事ができますね!

実食!

今回ご準備いただいたのは、
地鶏の刺身(二人前)

見るだけで美味しそうです…

錫器を食器として使うのは初めてだという金丸さん。
お味の方は・・・?

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金丸さん

ウマい!!

「鬼滅の刃」の煉獄さんばりのウマい!、いただきました!笑

錫器は熱伝導率がよく、冷たいものと相性が良いそうです。
冷たい飲み物や、お刺身などは更に美味しくいただけそうです!

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みやま本舗 前田さん

鳥刺しを食べて、
コロナに負けずに頑張っていきましょう!!

みやま本舗さん、ご協力ありがとうございました!

おわりに

ひたすら地鶏の刺し身の残ったネギを食べ続けている金丸さんですが(笑)、
普段できない貴重な体験ができて、楽しかったようです!

金丸チャレンジ!!次回は????

乞うご期待!!

ということで、今回はこのへんで。
また次回もお楽しみに!

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